今井久委員、篠原ますみ委員、福島敏三委員、浅尾周子委員、入倉要委員、鯉淵崇臣委員、後藤貴仁委員、酒井大介委員、染谷宗一委員、玉川眞奈美委員、深沢信三委員(11名)

 

【第1回会議議題】
(1)平成28年度の総括について(昨年度の提言「中心市街地活性化に向けた拠点機能について」を受けて)

(2)平成29年度の進め方について

(1)平成28年度の総括について

委員長:まず、議題(1)平成28年度の総括につきまして、昨年、本会議では、旧銀座ビル1階の商業床の活用策について議論し、提言書を取りまとめ、樋口市長に提出をしました。本日は、旧甲府銀座ビル再整備の実施主体の事業者の方にお越しいただいておりますので、その後の進捗状況や今後の予定等につきまして、ご説明をお願いしたいと思います。

事業者:(実施主体事業者より資料に基づき説明。

委員長:ありがとうございました。ただ今の説明で、ご意見・ご質問等がありましたら、お願いいたします。

委員:1階スペースの出展者の紹介依頼がありました。私たちも期待をしていますので、できるだけ協力したいと思っています。ただ、今回の情報だけでは、情報量が少なすぎるので、これだけで紹介することは難しいと思います。資料を見ると、坪単価と開業資金の支援だけだと弱いので、その他の条件や駐車場の問題、敷金の問題など、出せる情報と出せない情報があるかと思いますが、出せる範囲で教えていただきたいと思います。また、これまでもテナント誘致に関して、いろいろな所へアプローチをしていると思います。そのような中で、公開できる情報があれば、教えていただければと思います。ちなみに、先ほどの説明にもありましたが、来年の春に引渡しで、そこから内装など工事を行い、夏頃にオープンするスケジュールを持っているということでよろしいでしょうか。

事業者:本体工事が、ギリギリまで行われていると思います。そこに1階の工事が入るような重複した工事が難しいため、竣工・引渡し後に、1階部分の工事に入る予定です。内装の工事期間にもよりますが、夏頃にオープンするイメージになるかと思います。物件資料というものを用意していまして、図面関係、管理費や敷金関係などをまとめたものになっています。情報が無秩序に広がってしまうことが、こういう物件なだけに、少し心配な面もありまして、私が資料を持って出向き、説明をさせていただければと考えています。また、ご紹介していただける方がいらっしゃれば、まず、委員の皆さんのところに出向きまして、資料をお渡ししながら、いろいろとお話をさせていただくことも当然可能ですので、このような流れをとりたいと考えています。

委員:基本、スケルトン渡しですよね。

事業者:はい。一応、飲食対応にはなっています。

委員:1年経ったので、途中で大きな変化があったのかも知れませんが、そもそも、去年は分譲する前提、皆さん議論していたと思いますが、所有権の移転は、どのようになっているのでしょうか。また、一般社団法人に関して、これが中心市街地活性化基本計画に位置づけられている組織なのか、機関設計はどうなっているのか、開業資金の負担というのは、原資についてはどのように考えているのか、その辺りを詳しく教えてください。

事業者:最初のご質問ですが、分譲は前提というか、最初の時点から売却と賃貸を同時に考えていました。買うという方がいらっしゃれば、売却をしないということはありませんが、テナントが決まっていない状態で、買うという方はあまりいらっしゃらないと思っていますので、テナントを募集しテナント付けしたうえで、その後購入をしたいという方がいれば、そこに売却するということは十分考えています。これは、当初から変わらず、考えていたつもりです。昨年のオリエンテーションの際も、貸すのであれば坪いくら、売るのであれば坪いくらという説明をさせていただいたと思います。

委員:手元資料では、そうなっていないですよね。それでは、流通のスキームを議論したのはなんだったのかということですよね。そうすると、売買の流通のスキームは考えなくて良いということですね。

事業者:順番から行くと、おそらくテナント付けをするのが最初かなと考えています。テナント付けありきでないと買う方はいないのかなと思っています。

委員:自己所有者が自己使用することは前提として考えていないということですか。

事業者:売却先が出てこなければ、私どもが所有し続けることになりますので、その中の一部で「甲府まちづくりラボラトリー」直営の商売をする可能性も残っています。ただ、残り90坪全てで事業を行うのは難しいので、半分または3分の1くらいで直営を行い、残り部分をテナント誘致して、将来的に全体で買いたいという方がいれば、中の事業はそのまま継続する中で、建物の権利をお譲りするということは十分あり得ると思います。

委員:あと、一般社団法人の機関設計については。

事業者:具体的にどのような内容でしょうか。

委員:誰が役員になって、どのような決裁権限を持つのか、あと、ここに書いてあるのは定款の内容ということでよろしいでしょうか。

事業者:そうですね。定款の事業内容になります。今のところ、代表理事は私が務める予定です。当面は、2名体制で考えています。雇用もゆくゆくは考えていかなければと思いますが、そういったものについては、時間を見ながら整理していきたいと考えています。また、法人の定款全体は作成中のため、細かい説明をここではしづらいところもありますが事業内容としては、ここに記載されている10項目になります。

委員:いくつかの関係法規に抵触する事業もあって、一般社団法人では不可能な事業もありますが、これから議論ということでしょうか。

事業者:そうですね。また、中心市街地活性化基本計画に位置づけられている組織なのかという質問につきましては、位置づけられておりません。あくまで、任意という形で法人化しようと考えています。今後、行政や既存の団体・組織などとの連携関係は築いていきたいと考えています。

委員:資金については。

事業者:資金につきましては、基本は私どもが出資しながら、同時に基金という形で、地元の方々にもお声がけさせていただき、ご協力をいただきたいと考えています。

委員:中心市街地まちづくり会議と甲府市とのテナント誘致に関する責任分担について確認したいのですが。

事務局:この会議は、市民参加による協働のまちづくりのもと設置されたものということで、市民の方々から意見をいただく中で、それをまとめて市長に報告していくという流れですが、今回の活用策については、昨年議論していただくことになり、提言という形で市長に報告を行いました。本市からも、実施主体側に提言内容を伝え、お願いはしておりますが、法的な拘束力があるわけではなく、テナント誘致については、あくまで実施主体の決定によるものということになります。ただ、中心市街地活性化基本計画に記載されている優良建築物等整備事業補助金を活用しておりますので、要綱上合致している必要があります。しかし、それ以上の強制力はありません。

(2)平成29年度の進め方について

委員長:それでは、議題(2)平成29年度の進め方に入らせていただきます。まず、「今年度のスケジュール等について」事務局より説明をお願いします。

事務局:今年度のスケジュールについて説明をさせていただきます。今回の会議では、皆さまのご了承を得る中でではありますが、現在、15名で構成されております「まちづくり会議委員」の皆さまを、テーマごとに2グループに分けさせていただき、各グループで中心市街地の活性化に資する新たな事業に対する提言について、ご検討いただきたいと考えております。
ただし、今回のみで各テーマにおけるご意見等をまとめることは難しいと思いますので、次回会議の開催を予定しております10月上旬までに、各グループにおきましてグループワークを行っていただく中で、お考えをまとめていただきたいと考えております。
第2回会議では、グループごとに提言内容を発表していただくとともに、委員の方々からの意見等を踏まえる中で、修正等、ブラッシュアップを図っていただき、12月ごろまでに提言内容を、事務局へ送付いただきたいと考えております。その後は、事務局で提言書として取りまとめ、1月下旬ごろに市長への提言を行いたいと考えております。委員の皆さまにおかれましては、できる限り出席していただきたいと考えております。
次回会議までの間、各グループにおきましては、自主的にお集まりいただくことになり、誠に恐縮ではありますが、検討する際に必要なデータや情報、会議室の確保等につきましては、私ども事務局において、全面的にバックアップさせていただきたいと考えておりますので、何とぞ、ご理解とご協力を賜りたいと思います。
以上、今後の進め方についての説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

委員長:ありがとうございました。ただ今の説明で、ご意見・ご質問等がありましたら、お願いいたします。

(質疑なし)

委員長:特にないようですので、続きまして、「今年度のテーマ抽出及びグループ分けについて」事務局より説明をお願いします。

事務局:テーマの抽出とグループ分けについてですが、本会議設立当初に、議論したいテーマについて、アンケートを行いました。その集計結果をもとに、(案)ではありますが、事務局で2つのテーマと委員の皆さまの意向に近いグループ分けをさせていただき、提案させていただきます。
まず1つめのテーマは、中心市街地活性化基本計画を効果的に推進するために必要な施策等をテーマとし、議論していただきたいと考えております。
例としては、本市の中心市街地活性化基本計画の先導役として位置づけられている合同会社まちづくり甲府が今後担うべき役割や活動方法をはじめ、同社に限らず、まちに必要な推進主体の確立など、「まちづくり活動の推進主体の確立について」や、人口流出対策を含めた雇用促進や居住誘発などに対する、効果的な制度や事業等、「中心市街地の定住促進施策について」などについて、提言内容をまとめていただきたいと考えております。
2つ目は、まちなかのにぎわいの創出や商店街の活性化、さらには、まちの回遊性を高めるための効果的な事業立案などをテーマとし、議論していただきたいと考えております。
例としては、「中心市街地の回遊性の向上策」、「効果的なイベント創出」、「歴史・文化等を活かした観光戦略」などについて、提言内容をまとめていただければと考えております。
各テーマにおける、グループ分けは、アンケートの集計内容から記載のとおりとさせていただき、Aグループのリーダーを入倉様、Bグループのリーダーを今井委員長に、お願いしたいと考えております。
また、提言内容をまとめていただくフォーマットを用意させていただきましたので、この後のグループ討議にご活用ください。最終的な提言内容をまとめていただく際は、このフォーマットにこだわる必要はありませんが、フォーマットの各項目を踏まえながら、まとめていただければと考えております。
なお、中心市街地活性化計画の概要版と概要図を用意させていただきましたが、内容についてはこれまでの会議でご説明させていただいた経過もございますので、今回は割愛させていただきます。概要図の右側、成果指標の欄につきましては、最新の数値に更新してありますので、グループ討議の際にご活用いただければと思います。
以上、「テーマ抽出とグループ分け」についての提案とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

委員長:ありがとうございました。ただ今の説明で、ご意見・ご質問等がありましたら、お願いいたします。

委員:全国的に、中心市街地の活性化については苦戦している中で、一発逆転ホームランはなかなかないと思いますが、そうは言っても、いろいろ手を打って、将来に向けて少しでも良くしていく方向性を出していくことが、我々の役目だと認識をしています。このやり方というのは、ここに集まった委員の中で、フリーハンドで案を出して、作り上げていくとなると、実効性があるものにたどり着くことは、なかなか難しいことが想定できると思います。
その中で、私が思ったのは、直近で言うと、甲府は開府500年を迎えるにあたり、イベントを実施すると思いますが、そのイベントに合わせて、グループBを絡めていくことや、最近、甲府城南側の整備が動き出しているので、そことの絡みとかですね、単体ではなく、周りと連携した方が、ハードルが少しは低くなると思いますし、広がりや、可能性も出てくると思いますので、そういうことも合わせてやったほうがいいのかなと思います。
グループの中でやるだけではなく、開府500年がどのように進んでいるか、甲府城の関係で、山梨県がどのような考えを持っているか、少し我々も知識の中に入れて進めると、もっと可能性は高くなってくるのかなと思いますので、そういうことができるのか検討していただければありがたいなと思います。
あとは、南口修景計画もあれで終わりなのか、私はわりと中身を知っていますが、知らない方もいると思いますので、目的やねらいなどを、おさらいしてもらうと全体が進むような気がするので、検討していただけるとありがたいと思います。

委員長:私も開府500年の委員になっていますが、その事業というのは、外部からいろいろな事業を提案して、それを審議するというような委員会です。まさしく、そこに向けて、ここで提案するとなれば、より具体的な提案ができるのではないかとも思いますが、いかがですか。

事務局:あくまで、これは案になります。AグループとBグループの大きな違いは、Aグループは、今、中心市街地活性化基本計画の中で、行われているものの検証・見直し、制度としての見直し、施策としての見直しというものを中心に提案していただくイメージです。まちづくりの推進主体であれば、まちづくり甲府の運営についてですとか、定住促進ですと、定住促進住宅取得・改修の補助金など実施中の事業などに関して見直したほうがいいのではないかというものを提案していただくことを想定しています。
Bグループについては、どちらかというとイベントの提案など、先ほど意見にあったような、開府500年に向けての新しい事業や甲府城周辺の何か新しいイベント的なもの、例えば銀座ビルが出来たときにセットバックした場所で何かイベントをやっていく、というようなイベントの立案などを想定しています。
これは、あくまで事務局として想定したグループイメージですので、グループの中で、いろいろな意見交換をしていただく中で、自主的なテーマで話し合っていただければと思っています。また、市役所には開府500の担当課や都市計画課もありますので、必要な情報・資料の提供や、事業内容等を説明する機会をセッティングすることは可能ですので、お申し付けください。

委員長:やるということになれば、主体になることが前提ですよね。そうすると、より気持ちの入った企画になるし、ただ、それが採択されたときに、事業としてやるのかといったところが課題なるかと思います。

事務局:今、委員長のおっしゃったように、例えば、この会議において、ある団体を実施主体とするイベント事業が提案された場合、委員さんのお力もお借りしながら、当然事務局も絡みながら、その実施主体に働きかけていくといった進め方もあるかと思います。

委員:美しい言葉のやりとりが流れていますが、実際、開府500年の委員としては、すごく難しいなと。コンサルからはいろいろ質疑もあって、そこをやりぬくには、相当メンタルが強くないと、成功させるためのノウハウを持っていたとしても、コンサルや事務局から質疑があったら、自分たちの手弁当でのほうが良いのではないかといったことも中にはあります。
ただ、中心市街地にかかわらず、周辺でなされているイベント、「小江戸甲府の夏祭り」などもあると思いますが、それの集客や経済効果のような資料を用意してもらうことは可能かどうかということと、11月になると、本当にあちらこちらでイベントがあるので、内容の優れたイベントを企画したとしても、集客にノウハウがなかったり企画が重なったりと集客に課題があると耳にします。その領域に対しそういったことを検証するようなことが出来たらいいのではないかと思います。

委員長:今年度、1回目の会議ということで、皆さんに意見を聞いていきたいと思います。

委員:1年前の状況を、グループで議論しながら、1階で発表しました。その結果、出てきたのがこういうことです。後戻りしていると思います。観光的にやられている取組みが、商工会議所でもありますし、商店街でもありますし、大学生もやっている、各々が目的の違うものを持ってきてインパクトを与える活動は結構なんですが、これからオリンピックがあって、リニアが開通し、開府500年もある、このような時間がないことを思えば、いろいろなことをこのグループが吸い上げて主体的に何をやるか、テーマ設定を我々がしていかないと、市はどの方向に進めようとしているのか、1年委員をやらせていただいて見えないです。テーマを挙げていただきましたが、委員の皆さんのアンケートをもとに設定しましたとのことですが、これではだめでしょ。市をどうやって発展させるかですよね、若い人へどう繋いでいくかですよね。それが現れてないですよね。去っていく人間はいいですよ、これから育つ人間が人口を増やさなければいけない、そういう楽しみのイベントというかテーマがここに現れていないですよ。
具体的に言いますと、私は甲府城の関係と武田の館のボランティアの仕組みを考えるところをやらせていただいています。まちを歩いて勉強をするというものがひとつもない、点から線へ、点ばかりですよね。お客さんに対応したときに聞きますと、駐車場がない、車が停められない、来たけど帰ります。これはですね、なにをやらしているの、市がね。県も「おもてなし」という言葉を使いますが、「おもてなし」という言葉は使ったらだめだと思いますね。できていませんから。では、「おもてなし」とは何だということになりますよね。来たお客さんにスムーズに勉強していただいて、甲府の歴史の価値を持って帰っていただいて、リピートされるお客さんの喜ぶ笑顔ですよ。駐車場をつくってくださいと言うと、駐車場の方々が、そこに県が駐車場をつくると金がそこへ流れて、我々のところに金が残らない、こんなことを考えているようだと、この市は伸びません。お客さんを招くということは、犠牲もありますよ。犠牲を乗り越えて、はじめてそういうものが成り立つのであって、観光都市を目指すのであれば、お客さんを大事に考えなければいけないですね。道路の整備もあり、看板もわからない、だから帰ってしまうんです。武田も一緒です。甲府城も武田も便利なんですよね、食べ物以外は。そのお客さんを取り戻せないとどうなるかは、論議の問題が全く違うということです。私は、現在実施している取組みをここで整理をして、短期間で何をするかということを、集中的に支援する立場にならないと、それだったら協力します。「歴史・文化等を活かした観光戦略」って何ですか、具体的に。この日本語だと全然分からない。

委員長:これは、具体的テーマの例ということで、ご意見としては、現状の課題を、しっかりここで議論してということですよね。

委員:そうですね。

委員長:それでは、次の方。

委員:私はグループBになりますが、効果的なイベントの創出と書いてありますが、最近聞くのが、イベントはすごくいっぱい行われていて、あちこちで行われているので被ってしまい、どれにいくかみんな悩んでいて、お客さんの取り合いみたいになっています。もちろん、同じタイミングで行われているからといって、同じ人達が行くとは限りませんが、実際、県内で行われているイベント等を繋げていくというか、どこで、どんなイベントを行っているのかを、例えば、お客さん目線だと、実際行われているイベントを並べて比較できるようにするとか、それぞれのイベントに誘導しやすい形を取っていくとか、もっと前の段階から言えば、同じようなイベントが重なっている場合には、お客さんが分散しないようにするとか、そういうところに力を使っていったほうが、また新しいイベントを立ち上げようというのが効果的なのか、同じパイを取り合っても意味が無いのかなと思ったりもします。回遊性の向上策についても、先ほどの駐車場の話もありましたけど、見方によっては、魅力的なコンテンツ、魅力的なイベントがあれば、有料でも利用されるというのが経済学の話だとは思うんですけど、あとは、このまちの規模で、この車社会になってしまっているところから、いろいろ問題が生じていることもあるので、回遊性の向上策という意味では、無くなってしまったレトボンなど、駐車場以外の方法で考えたほうがいいのかなと思います。

委員長:県のイベントや市のイベントなど、市でも把握しきれないものもあったり、一般のイベントですとか、そういったものをしっかり整理して、新しいイベントを創出しても、主体がどうなるのか分からないだろうし、その辺を整理して、しっかり課題をみて、解決策として提案していく方が望ましいということですね。

委員:はい。甲府市もそうですし、県もそうですし、商工会議所など、いろいろな主体があると思いますが、もう少し連携をとって、「小江戸甲府の夏祭り」については、立ち上げる時点で連携が取れていたと思うので、そういったことを他のイベントなどでやっていけば、大きな動きも出来てくるのではないかと思います。

委員長:次の方、どうでしょうか。

委員:この会のあり方について意見があるんですけど、そもそも、私たちはまちの課題を発見して解決していこうと、具体的な提示をしていくんですが、この会議自体が、その問題整理が出来ていないというのが、正直なところです。皆さんも、そう思っているはずです。何で議論が出来ないかというと、あまり問題が明確ではないことと、たくさんの方に集まっていただいているがゆえにですが、いろいろな意見が入ってきます。じゃあお尋ねしますが、今まちづくりのための中核の法律を皆さんは言えますか、言えないですよね。中心市街地の活性化で、一番成功したまちを言えますか、いえないでしょう、皆さん。まず、呼吸を合わせたり、同じ用語を使って議論できる土壌を作らない限り、PDCAのサイクルの中の、ずっとDoばかりしているんですよ。プランが何なのか、チェック機能がどこにあるのかなど、PDCAのサイクルが見られない。さらに、同じ用語で語れないので、そもそもファンダメンタルが違うんですよ。そんな中でDoだけしても、なかなかいい案は出てこないのではないかと思います。じゃあ、全員が中心市街地活性化に関して、まちづくり三法を言えますか、誰も言えないと思います。まちづくり三法がわからなければ、中心市街地活性化の議論は絶対出来ないし、例えば良い事例で、滋賀県の黒壁って会社を知っていますか。多分、いないと思います。そんな中で、何が良い事例なのか、何が失敗例なのかを、皆で呼吸を合わせないとDoは出来ないんじゃないかと私は正直思います。なので、そんな機会をどこかで用意し、呼吸を合わせて、同じ用語で語れるファンダメンタルの水準を一定化していく作業をしていかないと、上手く進んでいかないのではないかと思います。皆さんがおっしゃったように、山梨県は船頭が多くて、なかなか船が進まないというのが、山梨県の特徴です。イベント疲弊と山梨県は揶揄をされています。先ほど申し上げた黒壁という組織は、30~50のNPO法人を束ねている組織です。では、そういう権能を、一体誰が持っているのか、まちづくり甲府がそれを持っているのか。そもそも、その辺の基本的な権能がわからないと、議論のしようが無いんじゃないかなと私は思います。そんなところから本来固めていくじゃないかなと、いきなり議論してくださいといわれても結構厳しいと思います。学者さんたちが学会で集まって答えが出ないものを、同一言語で語れない人がどうやって議論するんですか。

委員長:一通り意見を伺います。次の方。

委員:今おっしゃったことは、まさしくそうだなと思います。まちづくりというのは、実際、現場で戦っている人じゃないとつくれない、ここでいくらテーマを掲げて議論をしたところで、僕らが実際動かなければ、何も起こらない。多分、今までそういうことがずっと続いてきていて、ここで話すことは、多分そういうことではないと思うんですよね。じゃあ、この会議の役割は何なんだということですが、課題をまず抽出するだけでもいいと思います。この場で、課題を挙げられるだけ挙げて、それを今、現場で戦っている人たちが、何かしらフィードバックで使ってくれるだけでもいいと思います。あくまで、ここは議論というよりかは、こういった机で話すことしか出来ないという風に逆に割り切って、できることはなんだろうということから考えないと、何も出来ないのかなという印象です。

委員:話を聞いていて、その通りだなと思ったりもするんですが、そうは言っても、甲府市でも数年前からのチャレンジだと思うんですよね。今までは、まちのことなんかは、行政がやる、若しくはその当事者がやるのが当たり前で、まちの住民が考えることなんてあり得なかったと思うんです。ただ、全国を見ていると、いろいろな人が関わって取り組んでいるまちのほうが、少しずつ良くなっている事例もある中で、甲府市もその方向性にということで、この会をつくり、公募ですから、やる気や興味があったり、見識がある人たちが集まっているので、方向性はいいと思うんですが、進め方はかなり無理があるというのは実感として感じています。ただ、救われるのは、あまり良い案が出てこなくても、こういうことを議論することは、次に繋がることになると思うので、やってみるというのも一つの手かなと。いいものをつからなければいけないとなると、リーダーも嫌だなと思いますが、そうじゃなくて、やりながら良い案が出てくれば、それをまとめればいいし、そうでなければ、次に繋がるようなステップに持っていけばいいなという気もしています。ただ、スケジュールがない中で、しっかりしたものをつくるというのであれば、順番としては情報レベルを合わしていくとか、そういうところからやっていかないと、なかなかいいものは作れないという気はしています。

委員:私も皆さんと同じように、あまりにも漠然としていて、何からはじめていいのかわからない感じです。具体的に、いろいろ進めていかないと先に進めないような気がします。

委員:皆様方は公募ということで、いろいろな考え方をそれぞれの立場で持って、参加されてお話していると思います。私は、選任というか、一つの商店街の者ですので、そこから出てくださいと言われているものですから、少し皆様方とは違うところがあります。活性化というのも、どういうものかと、まだまだ、私は商店街に関わって短いものですから、十分わかりません。でも、そこが皆さんが来て楽しいとか、賑わいが出て、このまちへまた来てみよう、ここちょっといいんじゃないのということで、来てくださる方が増えてきたら、私たちの会のところは元気になったのかなと思うわけです。もう1つは、今年の5月4日の山日のコラム欄に取り上げられまして、ここはちょっとお洒落な通りだね、こういう通りがもっと増えてくるといいね、というようなことで紹介いただきました。私たちの通りは、組合なんですけど、組合ができて7年なんです。昔は商店会がいくつかあったんですけど、組合を作ることによって、商店会が2つになってしまいました。オリオン通り商店会と南部の商店会、イーストにもあったんですが、それは無くなって組合の中に統一されました。組合が何で出来たかというと、アーケードを作るために出来たんです。ですから、そこの通りの結びつきがあまり強くないので、また、その人たちの結びつきを強めていかなければならないと思います。そういうことを、コツコツやることでお客さんがまた来たいと思ってもらうことくらいしか商店街には出来ないなと思います。そういう場所が増えてくれば、回遊ということも生まれてくると思います。

委員:私は子育て支援に携わる立場として、この会に参加しています。正直、専門用語が多かったりして、会議の後に自分で調べてなんてことも多かったので、同じ土俵でまちづくりについて考えることの難しさを感じていました。ただ、あえて子育て支援に携わる立場として、この会に参加している意味とかを言わせていただくと、理想論だとは思いますが、いろいろな立場の大人が集まって、中心街について本気で考えている姿勢を、これから甲府で育っていく子どもたちに、見せることが大事だと感じました。

委員:正直、1年前にこのような話が出来ればよかったと思います。1年前は、皆さん遠慮していて、このような話も出来なかったので、もったいなかったなと思いました。この会議の意味を考えると、子育ての専門家もいらっしゃれば、いろいろな立場の方がいらっしゃいます。これまでの角度と違った会であってほしいと思います。机上的や書類的なことはもう十分だと思います。この会だからこそできる何かをやるということでお願いしたいと思います。

委員:自分が会社を経営しつつ、栄養士の資格を持ち活動をおこなっています。高齢者の支援や子育て支援のことをやっていると、食べ物に関わることや医療に関わること、文化・教育レベルが高く充実していれば、集客がしやすいという実感があります。それを情報発信しているとニーズの手ごたえがあります。先週は高齢者向けの食育事業(水分補給と低栄養予防の栄養補給、在宅介護についてなど)そのときに高齢者の方が50人くらい集まりました。その場で2回目をを希望されました。70歳から一番高齢の方は100歳。徒歩圏内の地域での連続開催のご希望です。子育て世代は、食が重要な課題で、食べるのもを何を食べさせればいいのか、お弁当を何にしたらいいのか。あるいはおじいちゃん・おばあちゃんとどう関わったらいいのか、母親同士のかかわりはどうしたらよいのか、そういった課題を解決する母親向け寺子屋といったような企画を転入母親向けに企画したところ、次の開催に繋がったということもありました。課題について問題意識もって、今ここで意見交換していくことが、次の時代に繋がっていくと思います。

委員長:皆さんの意見が聞けて良かったと思います。公募の委員の方が多いということで、このまちづくり会議に公募で選ばれたということは、甲府に対する想いや中心市街地を何とかしようという想いがあるけども、何をすればよいのか具体的になっていないということがあったんじゃないかと思います。昨年に関しては、イレギュラーな取組みになってしまったと思います。甲府市が喫緊の課題ということで、デュオヒルズ1階の活用策について議論しました。我々としても不本意なところもありましたが、提言自体は皆さん非常に考えて、いい提言が出来てのではないかと思っています。実際、提言してどうなのというところで、今日実際に来ていただいて、説明もいただいて、我々の提言に関しても、今後進めていただけるというお話を聞いて良かったのではないかなと思います。
2年目になって、同じように提言というスキームでやろうということだったんですが、足並みが揃っていなかったというか、問題意識がそれぞれ違っていたということがあったんではないかと思います。
私が考えたのは、皆さんの意見にもありましたが、課題をしっかり整理していくことも重要なのかなと思います。行政が実施することで、検証はあまりしないですよね。検証されることが少ないのかなと思うので、補助金事業にしろ検証が出来ていない現実は感じるところもありますし、例えば、グループBの具体的なテーマについて、提言というよりも、今行われているいろいろなことについて、この会でしっかり検証していく、そういう位置づけで取り組んで、実際の課題はこういうところにあって、やり方としてこのようにやった方がいいという提言はいいかもしれませんが、これをやるというのは主体とは違うので気持ちが入らないという面はあるのかなと感じました。今後の進め方で、皆さんから提案があれば聞きたいなと思いますがいかがでしょうか。

委員:昨年は、それぞれのグループで議論し、最終的なところで意見交換でしたが、同じ日にそれぞれのグループで議論し、最後に議論した内容を共有できればいいと思います。

委員長:先ほど、お話が出たレベルを同じにするというか、共通認識を持つことは重要だと思いますが、今日は出来ないですよね。

委員:やめておいたほうがいいんじゃないでしょうか。でも、リベラルアーツはやっぱり必要で、リベラルアーツがなければ、専門課程のこんな応用編なんか出来ないですよ。いきなり、一般教養を経ずに大学の3年、4年に入れられるようなものですから。

委員長:事務局から何かありますか。

事務局:皆さんのおっしゃることはごもっともだと思います。提言と記載させていただきましたが、課題抽出というのも十分提言の一つになると考えております。この会議の一番大事なことは、いろいろな意見を出していただくことです。それをまとめて、それが提言という形なのか、課題抽出という形なのかは別にしても、このような意見があったということを市へ伝えるためにあるのだと思っています。たしかに共通認識が必要な部分もあるかと思いますが、委員の皆さま一人ひとりの視点から、例えば、今の中心市街地活性化基本計画には、こういうところが足りないだとか、こういう課題があるんだとか、必要だとか、そういうことを挙げていただくことも非常に意義のあることだと思っています。ただ、15名の委員の皆さまが同じ目線で、同じ言葉、同じレベルで話すことは実際上難しいと考えまして、A・Bと2グループに分けさせていただき、ある程度話しやすい体制を整え、事務局として提案させていただきました。

委員長:グループBに関しては、私がリーダーとなっていますが、ストリート再生チーム事業や小グループ自主的取組支援事業など、市として様々な取組が行われてきて、それに対しての課題を見つけるというような方向で進めていくとういうことが1つあるかなと思っています。Aグループのほうはどうでしょうか。

委員:難しいですよね。先ほどの事務局からの話を聞くと、いろいろな立場からの意見は、たくさん出てくると思います。ただ、それをまとめるのは、私には無理だと思うので、とりあえずは、出てきた意見を羅列して、その中に宝物の意見があると思います。それを何回かやるうちに、事務局として、ここを掘り下げてくださいということがあれば、それをやるという方が、いいものが出来そうな気がします。最初からまとめるというのは、かなり難しいと思います。

事務局:先ほども説明いたしましたが、ここに挙げたテーマは、平成28年2月にこの会議を立ち上げたときに、事務局から示した10個のテーマの中から、皆さんが選んだものを抽出しております。皆さんがこのテーマについて話し合いたいというものを提案させていただいた次第です。

委員長:それでは、一通り意見をお伺いしましたので、いったんグループに分かれまして、意見交換をする場を持ちたいと思います。

(グループ討議)

事務局:皆さま、本日はお疲れ様でした。グループAより8月に中心市街地活性化について、改めて説明していただきたい旨の申し出がありましたので、日程調整をさせていただき、事務局より連絡をさせていただきますので、よろしくお願いします。それでは、以上をもちまして、「平成29年度第1回中心市街地まちづくり会議」を終了させていただきます。本日は、誠にありがとうございました。

 

閉会

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