10月30日

匿名投稿:富士山観光を憂う

 

 

■現在山梨県と静岡県は、富士山に登るのに千円の「入山料」を任意で徴収しています。この制度は美しい富士山を後世に引き継ぐため、平成25年度の試行を経て平成26年より実施されました。

 

任意ですから払っても払わなくても良いわけで、昨年度は約半分の登山者が払いました。そしたら、「払った人が不公平感を感じるじゃないか」ということから「それなら強制徴収ということにしよう」という議論になりました。

 

これって何か変だと思いませんか。もともと任意なんですから、払う人と払わない人が出るのは当然最初から予想されていたことで、それを払わない人に向かって「不公平だ」と言うのなら、最初から強制徴収するべきではなかったかと思うのです。

 

富士山に登って地元のホテルに泊まってお金を落としてくれる観光客は、山梨県のGDPを支える大切なお客様です。四国の金毘羅様観光は「客なんかなんぼでも来る」という思い上がりからサービス精神を忘れた結果、今では見る影もなく衰退しました。こんな態度をとっていたらいずれ富士山観光も同じ憂き目を見ることになるでしょう。

 

環境保全と安全対策にお金がかかるから受益者負担をお願いするために入山料を払っていただくという論理がこの強制徴収の根底にあります。でも考えてみれば「受益者」っていうのは富士山観光で潤っている観光施設やホテルじゃないですか。富士山の環境保全にお金がかかると言うのなら、富士山観光で利益を得ているこれらの観光業者が負担するべきでしょう。

 

話は変わりますが、私は甲府の荒川の近くで育ちましたが、今荒川で釣りをすると、ルアー釣りで一日4100円の入漁料を取られます。昔はタダだったものを漁業組合なるものを設立してこういうことをやっているのです。荒川でハヤやフナを獲って生計を立てていた漁業者なんていたでしょうか? 組合をつくっているのは誰なんです?

 

自然を守ることは必要だと思いますが、あたかも自分たちの場所のように囲い込んでお金を徴収するやり方には、違和感を覚えます。自然は誰のものではなく皆のものです。山に登るのも川で魚釣りをするのも、みんなの権利なのではないでしょうか。

 

10月2日 http://zouroku.com/14349475161458

匿名投稿:甲府城にはお宝が眠っている

 

■先日の日曜日に松本城に行ってきました。驚いたのは街の中が人だらけ! 信玄公まつりの何倍もの人出で、松本城周辺のお店は軒並み観光客でごった返し歩道は歩くのもままならないという盛況でした。

 

調べてみたら昨年松本城は、入場料を払って天守閣に登った観光客だけでも99361人を数えたということです。私も含めお城を外から眺めただけの観光客はカウントされませんから、実数はこれより多いと思いますが対前年比でも106.8%の伸びを示し、お城ブームはまだまだ衰えていません。

 

統計では観光客一人当たり平均1万円のお金を地元に落としていってくれるそうですから松本市は松本城だけで年間100億円の観光収入が見込まれるというわけです。これを千軒の観光関連施設で分け合ったら1店舗当たり年間1千万円の収入になります。まさにお城観光は宝の山と言えるでしょう。ちなみに昨年甲府城を訪れた人は年間25768人と寂しい限りで、これは静岡県藤枝市にある田中城という小さな誰も知らないようなお城と同じくらいです。

 

甲府城は天守閣がないのが最大の欠点ですが、文化庁は天守閣復元に諸々の厳しい制約をつけて再建を認めません。全国には何万という城がありますが、江戸時代以前から残っている現存天守は12城だけで、ほとんどは当時の図面をもとに再建した「復元天守」です。それ以外は復興天守、模擬天守にわかれ、ちがいは「そのお城に天守が当時存在したか」で、復興天守は天守があったらしいけど、詳細な資料が見つからないため他の城の天守を参考につくっちゃった天守で、模擬天守は、そもそもその城には天守がなかったのにつくっちゃった場合や別の場所に建てた場合を言います。

 

県はメモでも何でもいいから天守閣があった証拠が欲しいと全国の資料がありそうなところを調べましたがとうとう見つかりませんでしたが、「あったらしいので他の城の天守を参考につくった復興天守」でも可能なら、それで十分ではないかと思います。大阪城、岐阜城、小田原城などよく知られたお城もみんな復興天守です。元々なかったところにつくってしまった模擬天守を持つお城は浜松城、清須城など全国に51城もあります。

 

人っ子一人歩いていない衰退の一途をたどる中心街復興に「復興天守・模擬天守」をつくろう、たとえ100億かけても一年で元が取れますと呼びかけて県民投票でもやったらどうでしょうか。あの松本の賑わいを見たらきっと天守閣反対派の気持ちも変わると思います。

 

ここから蔵六

    蔵六的に賛成を言うならば(蔵六は天守閣反対派ですが)、競技場を止めてお城でも創るなら、まあいいか・・という・・・あきらめの感じです。このままだと県は競技場はつくるでしょう。知事のメンツもあり、陳情団体も経営者関係も多く、逃れないと感じています。私も経営者の端くれですが、ハコモノ行政、税金の無駄づかい、財政の健全化。地域の未来像等々(会社経営者だったら、自分の金だったら、絶対しない事だと思います。社会貢献になるというのだったら、身の丈を考えるのが経営者です)。この方たち(経営者等の皆さんです)が本気で考えて、発言しないと心配になります。数年後、数十年後、甲府市の人口、山梨の人口は激減します。国も、やっと、私のような団塊の世代が亡くなり、子供が減る・・という社会像を未来に描いた政策に腰を上げようとしています。県も市も同じです。必要な物・・それは将来を見据え、変化に対応できるリーダー達です。今のリーダーは失格と言えます。(過日、須田慎一郎さんの講演を聞きました、大した話はありませんでしたが、結論は変化への対応でした)

 

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8月25日 http://zouroku.com/14834265325754

Tさんよりの投稿

■甲府駅、南口再開発は大失敗。 何と南口のロータリーが改悪されてしまいました! 綺麗な四角形や円形や楕円形にすれば良いものを、なぜか汚く変なギザギザなロータリーになってしまいましたね(苦笑) そして余りにも狭く、混雑時にはバスが立ち往生していました。 更には無駄なスクランブル交差点、県庁側からバスセンターに伸びる横断歩道の出入り口に柵と信号機が設置してあるわで異様に狭く不便ですし。 新しいバス予約センターにしても、宝石をイメージしたとかで菱形で壁が斜めで、明らかに無駄なスペースがあり、見てて不快でなりません。 本当ロータリーやバスセンターの設計に携わった方のセンスを疑いますよ。 普通再開発といえば便利で見た目も良くなる筈なんですが…真逆を行くとは… 市役所のデザイン然り ロータリーやバスセンターのデザイン然り 県の顔とも言う駅前がドンドン酷くなるっていう事態… やっぱ役人や政治家の考えは理解できませんね(苦笑)

 

ここから蔵六

{C}    {C}甲府市の玄関口、基本的には、何?  と考えてしまう。甲府から出かける人達がいる、交通の拠点としての機能も必用、甲府へ来る方々のためにでもある、山梨を感じてもらう第一歩の場所でもある・・・蔵六的にデザインするなら・・武田でまとめるかなである。便利さに加え、武田信玄を思い浮かぶ、すべてを武田で統一した南口がいいかな!

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テーマ:外国人資本のホテル買収

 

 

■厚生労働省によれば、国内の旅館数は全国で約4万軒ありますが、毎年減少傾向で、0414年度の10年間では1万軒以上が姿を消しました。旅館の客室稼働率は352%に止まり、頼みの綱は外国人観光客という状態が続いています。そんな中で、後継者もなく、業績が悪化しているホテルへの外国資本からの買収話はまさに渡りに船でしょう。

 

66日のサンニチに「石和温泉郷、中国資本と共存」の記事が大きく取り上げられていました。中国資本による日本のホテル旅館の買収攻勢はすさまじく、現在、旅館オーナーに占める外国人の割合は1割程度ですが、5年後の東京五輪の頃には3割、10年後には6~7割にまで膨らむ可能性も指摘されています。国内が不安定なことから中国の富裕層がホテル買収などで資本を国外へ移そうという流れが続いているのです。

 

サンニチ新聞の記事や地元の旅館組合長さんの談話などでは、石和温泉はこういった中国資本と集客などで連携して共存を図ろうとしているようですが、各地に進出している実態を調べると不安要素が満載で、「ホントに大丈夫?」と言いたくなります。

 

専門家の話では、中国資本が乗り出すとまず徹底的なコストカットが行われ、従業員の雇用環境は最悪になるそうです。昨年NHKNEXTでやっていた「中国人社長がやってきた伊豆修善寺“温泉ホテル”の9か月」はまさに衝撃的でした。日本流のおもてなしは効率化の邪魔とされ、日本人従業員は「休憩時間は削られ、早朝から夜まで10時間以上働きづめになり」、次々に辞めていきました。

 

社長がどういう方針で経営しようと法に触れなければ文句のつけようはありませんが、心配なのは地域全体が同じように思われ、石和温泉の評判が風に乗って全国を飛び歩くことです。

 

それに、中国人は旅館の経営をビジネスホテルなどと同じ感覚で考えていて、これまで温泉街の旅館では地域イベントなども大事にしてきましたが、こうした行事には参加しなくなるだろうという専門家の指摘もあります。これは非常に重要な問題で、石和という場所は特に風光明媚な自然環境に恵まれているわけでもないので、温泉郷としてのイメージ作りができなくなると死活問題なのです。

 

とにかく石和温泉は山梨県観光の大きな柱であるわけですから、ここが湯村のようになってしまったら山梨県経済にとっても大打撃です。外国人資本へのホテル売却は、石和温泉郷全体の問題としてもう一度考え直すべきではないでしょうか。地元も県もマスコミも、共存・連携とか言いながら、これを歓迎しているように見えるのが不思議でなりません。

 

ここから蔵六

    石和が、湯村のようになる。いいじゃんけ!! 老人ホームと、終末施設と、最高の最新医療で、東京から老人が移動してくる。人口が増える!! それとも、石和は中国になり、全盛期の芸者でもてなす・・・これもいいかも。老人対策の政策はここ20年は使える。中国人政策はこの5年だろう。だったら、老人政策がいいかな??こんなことした頭に浮かんでこない蔵六は疲れている???

 

 

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匿名投稿:テーマ:ワインリゾート構想

 

■約60のワイナリーが集まる山梨県甲州、笛吹、山梨3市が、「ワインリゾート構想」を発表しました。日本屈指のワイン産地である3市を昨年訪れた観光客は約550万人もいますが、そのうちの7割が日帰り客です。この方々に温泉旅館などに泊まっていただいて、ワイナリーや周辺の観光スポット巡りをゆっくり楽しんでもらう滞在型観光の定着を目指すために地域が一丸となって取り組もうという構想です。

 

大変夢のある素晴らしい構想だと思います。ぜひ頑張って成功させていただきたいと期待が膨らみますが、ネットでは早くも次のような心配の声があふれています。

 

■絶対に地元議員の意向とか忖度とか、入れないようにしてほしい。永続性のある事業で、日本のワインの聖地となってほしい。

■この県は良い材料がありながらやることが遅い!観光客はだまっていても来るという感覚。

■予算を頂戴するコンサル独り勝ちが、眼に浮かぶ

■酒蔵の町で似たような町おこしをしてたけど、見事なまでに「なかったこと」になっている

■大丈夫かぁ~???数年後、寂れた施設建物やら荒れたワイナリーの跡地などの問題が起こらぬように祈る!なにせ官がらみは失敗するのが多い

■石和がパッとしないからね。ワイナリーだけじゃ、家族ずれも考えないと。

■地元議員:自分と身内の金、利権が全て。地方公務員:やる気がないがコネあり。こいつらを関わらせないでやるべき。

■寂れた甲府を放置して何考えてんだか

■コンサルの予測は皮算用

■バブル期のにおいがします、慎重に。

■必須なのはワインに加えて美味しい食べ物か。ほうとうと鶏もつ煮ではだめだ。

■構想は良いけど、それに便乗して余計な箱物とか造らないように。

■夕張市の二の舞いになるぞ・・・■失敗します。

■水を差すようで申し訳ないが、ワイン飲んで、1泊して、車で家に帰ろうとしたらアルコール残ってた、なんてことになりそうで怖くて行く気がしない。意識せず飲酒運転になってしまう可能性を考えると、ただただ怖い。

■山梨の場合、観光資源はたくさんあるけど接客サービスがまぁ残念だからなぁ…。昇仙峡とか忍野八海とか行くと、風景の美しさと人間性は反比例するものなのかと思ってしまいそうになる。

■観光スポットなんてないじゃないか。珍しくもない田舎の風景と枯れかけた温泉しかない。今まで殿様商売、山賊商売を続けて来たツケだよ。富士五湖方面とは偉い違いだ。県や銀行なんか入れてもダメだ。星野リゾート、うかいリゾートあたりを誘致出来ない時点で失敗。ワインならもう山梨より長野だよ。観光スポットも温泉もグルメも土産も楽しめる。・・・・・・

 

中には乱暴な意見もありますが、結構うなずける意見もあります。中でも石和温泉に対しては厳しい意見が多いようです。お色気で有名になったがイメージチェンジに失敗し、外国人観光客ブームに便乗しようとしたが、国内観光客には安かろう、悪かろうと叩かれ衰退の一途をたどっています。この構想を成功させるためには石和温泉郷の生まれ変わりが必要です。笛吹市長さん、NTT跡地利用が肝になります。頑張ってください。

 

観光客2割アップ計画  匿名投稿です。

 

■小さくて、人口が少なくて、大企業がなくって、そのうえ港も空港もなく、足の引っ張り合いが大好きという負の条件にはこと欠かない山梨県で、手っ取り早く県民がそろって豊かになるには、どんな手があるのでしょうか。

 

大企業の誘致は、数人の東京本社から来た正社員に地元民が非正規でコキ使われる結果に終わるだけだということが身にしみました。農業振興も生産性向上でたとえ生産額を10パーセント上げても県の経済にはスズメの涙ほどの効果しか期待できません。今から人を育て地場企業の育成といっても何十年もかかる話です。

 

そういう消去法で考えると、山梨県が手っ取り早く豊かになるのにはやはり「観光」でしょう。2015年山梨県には実数で3千万人の人の観光客が訪れ、13百万人が県内に宿泊しました。観光消費額はナント4千億円、一人当たりの平均消費額は12千円にのぼりました。山梨県にとって観光は宝の山です。

 

この観光収入を20パーセント上げるだけで80万県民一人当たり100万円のお金が手に入ります。ま、直接手にできるわけではありませんが、それだけのお金が県内をグルグル回り、その分だけ確実に景気が良くなるわけです。

 

山梨県には富士山、南アルプス連峰、八ヶ岳高原と国内屈指の大自然があり、何と言っても戦国武将コンテストで常に上位を占める武田信玄公の生まれ故郷です。しかもぶどう・もも・ワインは日本一ですし、そこら中に温泉が湧いています。これで勝てないはずがありません。

 

これらの自然・文化資産を活用して観光客を増やすことを考えれば、たちまち豊かな山梨県に生まれ変わることができるはずです。そのためのアイデアを豊富に持っている観光のプロフェッショナルを日本中から探し出し、えっ!と思うほどの高給を払って山梨に来てもらい、県観光課の中に「観光客2割アッププロジェクトチーム」をつくり、この計画に思いっきり予算をつけるのです。

 

どうでしょう、次の知事さん。県民もきっと応援するはずです。いろんな業界にいろんな補助金をばらまくよりヨホド夢のある話だと思いませんか。

 

ココから蔵六

{C}    連休明けの夜の(昼間もですが)甲府中心街は火の消えた様相です。大型連休にお金を使い果たした庶民の財布は空になりました。それにしても、夜の街が好きな男達はどうしたのでしょうか。甲府駅北口のパチンコ屋、10時開店前の行列も少なめに感じました。この連休山梨に来た観光客はどうなのか気になります。

 

ブツブツ

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9月21日 http://zouroku.com/14247613931498

 

■山梨県が国の内外から観光客を集め、そのパワーで景気の向上を考えるためには、山梨県のイメージアップがゼッタイ的に必要なんですが、山梨のイメージは皆さんが考える以上に悲惨な状況にあることが証明されてしまいました。

 

民間シンクタンク「ブランド総合研究所」というのは全国の市町村観光課が参考にしているほどのワリアイ信頼性の高いところですが、そこが毎年発表している魅力度調査で山梨県は全国47都道府県の中で30位と低迷しています。富士山、富士五湖、昇仙峡、南アルプス、八ヶ岳など豊富な自然に恵まれ、温泉も県内中に湧いていて、桃、ぶどうは日本一、それに近年はワインの評判も上々なのに、なんでこんなに魅力度で他県に負けているのでしょう。市町村別の魅力度調査にいたっては上位100都市に山梨県の市町村は1つも入っていません。魅力度がコレだけ低いと、だいたい観光客も寄ってきません。行きたいなと言う気持ちになれません。

 

県も市も観光の振興は政策の重点に掲げ、現にさまざまな施策を行っていますが、魅力度調査でこれだけの差がつけられているということは、マッタクその効果が発揮されていないことの証明になります。その最大の原因は情報の発信力の差、これにつきます。なんと言うか山梨県のお役人のつくるホームページや観光戦略は、ひと昔前の古色蒼然、これでは魅力度アップにはトウテイつながりません。日本一とも言える、こんなに多くの観光資源を持っているのに、その資源がマッタク生かしきれていません。魅力度アップのまともな戦略がないのです。

 

県や市の観光課のお役人のやることは、「完熟農園」の失敗で証明されたように、マネージメント能力に欠け、なおかつ平等性を重視するあまりゼンゼンおもしろくないものになってしまい、さらには各種団体の代表と称するシロートの声を何でもかんでも取り入れようとしますから、結局最終的には何を言いたいのかわからない、訴求力に欠けるキワメテつまらないシロモノになってしまうのです。

 

なんで、観光の専門家、実際に山梨県内で観光事業にたずさわっている人、たとえば清里ロックの社長の舩木さんのような人に意見を聞こうとしないのか不思議でなりません。

 

そこで提案です。山梨県は観光課を大改造し、観光業でバリバリ働いている方を嘱託で招聘し、頭の固い部課長は直接係わらず、若手の優秀な職員にすべてをまかせ、大胆、かつ斬新な発想の戦略を構築して、この際思いっきりお金をかけて内外に情報を発信するのです。現在3000万人の観光客が1割増えれば300億のお金が県内に落ちます。いくら情報発信にお金をかけても必ず元は取れます。後藤さんの次に知事をやろうと思っている人は、ぜひこれをやってください。

 

ココから蔵六

 

    武田通りを用途変更をして飲食店やお土産店などを出せるようするらしい。非常にいいことだと感じている。特に、2019年3月に神社の南側に武田氏関連の資料展示などを行う総合案内所をつくるという。蔵六はこの資料展示館を以前横内前知事が言ったような『武田館』として、武田の歴史を語る館にして欲しいと思っている。神社の中に宝物館があるが一体化して欲しいものだと思う。武田神社と武田館と飲食+お土産で滞在時間も長くなる。売上げも上がる。大型バス等の駐車場も増やさなくてはならない。

 

    それと同時に、甲府城周辺地域を小江戸を感じられる街づくりをしていく事が重要になる。議論が進んでないような気がする(あくまで天守閣は反対である・早く結論をだすべき)。また、同時に、明治以降の甲府をどう演出するかも大きな課題となってくる。樋口市長これをやり遂げれば次期市長選も勝てる.開府500年構想進んでいますか?

 

 

    ついでにもう一つ言わせてもらえば、樋口市長のメインテーマの子供たちの事である。過日、総合計画を見たが、イマイチ、その事が政策として見えてこない。これは、役人達が絵を描ききれないせいだと思う。縦割り行政の弊害が出てきているように感じる。その為の組織をつくったような記事も新聞で読んだような気もするが・・・・各課より優秀な役人を集めて議論させたらどうだろう。こんな事を思った。

 

7月5日 ■この時期盆地の暑さは尋常ではありません。最高気温はいつも全国で5本の指に入ります。とにかく暑いわけですが、しかし、たとえば御坂峠の旧道を入り、天下茶屋まで車で30分も走ると盆地が36度あってもそこは25度くらいです。涼しすぎるくらいです。甲府の標高は約300メートル。御坂峠の天下茶屋は1400メートルです。

 

御坂峠まで行かなくても、たとえば甲府市内が35度あっても、標高600メートルの千代田湖へ行くと29度くらいです。甲府が猛暑でも、河口湖や山中湖が涼しいのは標高が1000メートルくらいだからです。盆地の暑さと高地の涼しさ。みなさん、あまり気がついていないでしょうが、これは大きな観光資源になり得ます。地球温暖化で真夏の甲府盆地は世界の気候から見てもすでに熱帯です。こんな暑いところはたいてい敬遠されがちですが、山梨県には高地の涼しさという大きな財産があります。盆地を取り巻くように山並みが連なる山梨県は、猛暑でもクーラー要らずの標高1000メートル地帯に取り囲まれていますが、甲府では北部に広がる荒川上流の黒平地区が標高1000から1300メートルの山岳地帯にあり、これは絶好の避暑地として開発可能です。山岳地帯の開発には飲み水の確保が欠かせませんが、ここには荒川があるので水の心配はいりません。あとは電気とネット回線を引けば、東京から1時間半、真夏でも暑さ知らずの快適別荘地が出来上がります。ここにある県有地を定期借地権付きで貸し出せばいいんです。

 

北部山岳地帯の別荘地は抜群の経済効果をもたらします。土地を貸し出せば県に借地料が入ります。別荘を建てれば建設費が地元に落ちます。別荘族が買い出しに出かければ地元のスーパーが潤います。夜になってネオン街に繰り出せば、甲府の飲み屋街が賑わいます。家族で移住してくれれば人口が増えます。(後藤知事、樋口市長、朗報です!)

 

そしてまた、黒平の奥に家族連れで遊べる自然公園を作れば、夏の都会の暑さにうんざりした子供連れが、首都圏からワンサカ来ます。真夏でも気温25度の大自然の中で、誰でも自由に楽しめるバーベキュー広場なんか出来れば、最高です。エアコンなしで暑さを避けてのんびり出来る公園は、夏休みに安く手軽に子供を遊ばせる広場を探しているお母さん方には、たいした設備がなくても涼しいだけで人気が出るでしょう。

 

県は道路を現状より少し整備して、雑木を切り、水道設備を整え、区画をして土地を貸すだけですから、別荘地の建設費用はそれほどかかりません。県の初期投資は借地料でペイできるでしょう。これからは、首都圏近郊の涼しさが売り物になる時代が必ずやって来ます。その中でも標高1000メートルの涼しさが確保できる東京から最も近いところは山梨県です。リニアが開通するともっと早くなります。夏の涼しさ販売競争に山梨県はゼッタイ有利な条件が揃っています。

 

8月3日 ■昔のヤマナシ観光は、富士五湖観光、ぶどう狩りをして石和温泉に泊まり、翌朝武田神社を見てから昇仙峡観光、ミレーの美術館を見て帰るのが定番コースでした。富士スバルラインの開通、ミレーの美術館ブーム、中央道の開通、武田信玄ブームなどで、そのつど観光地は賑わったものです。

 

ところがこの中から最初に昇仙峡観光が脱落してしまいました。昇仙峡は長瀞橋から仙ヶ滝までの区間を馬車か徒歩で渓流の道を楽しむのが醍醐味でしたが、有料道路(以前は)が開通して観光時間を節約しようと、観光業者がグリーンラインを一気に上り仙ヶ滝を見せるだけの観光に変えてしまったため、昇仙峡の良さが味わえなくなってしまったのが昇仙峡観光衰退の原因です。滝を見るだけなら本当の昇仙峡の良さがわかりませんし、アノくらいの滝ならどこにでもあるからです。昇仙峡が消え、ミレーもそろそろ飽きられはじめた頃から、中継宿泊地としての石和温泉の衰退が始まりました。石和温泉は観光地の中継点にあってナンボの温泉で、石和だけなら何の魅力もない温泉です。このように観光地は連携して魅力を作っています。山梨には年間三千万人が訪れ、その一人が一万円消費してくれると三千億円です。GDP三兆円の本県にとって観光は重要な産業です。

 

円高と中国自身の規制で、中国人観光客の爆買いブームは完全に終わりました。このようにインバウンドビジネスはあてになりません。爆買いを当て込んだ開設された銀座の免税店はすでにガラガラです。山梨県が観光客を増やすためには昇仙峡・ミレーの美術館にかわる何かを見つけなければなりませんが、先日横内前知事が甲府城について実に興味深い提案をされていました。

 

甲府城は豊臣秀吉が徳川家康をけん制するために作られた壮大な規模を誇る史跡で、特にその石垣は見事で、これだけでも(今は県の史跡ですが)将来は国指定史跡になると思う。天守閣問題にそろそろケリをつけて、天守閣が駄目とすれば(明治初年まであった)本丸櫓を復元すべき・・・というものでした。そうか、本丸櫓って手があったのか。本丸櫓なら絵もあるし、文化庁の許可が降りそうです。この際天守閣なんか放っておいて、これを先に実現しましょう。本丸御殿と櫓をつくり、旧税務署と県民会館跡地に小江戸情緒溢れるまちが再現できれば、甲府城は見所のある城としてよみがえり、全国から観光客を呼ぶことが可能です。甲府に甲府城という新たな観光拠点ができればリニアの観光客も甲府を目指します。それは同時に石和温泉の復活にもつながります。観光客を一割、300万人増やすだけで、山梨県には三百億のお金が落ちます。イオンが山梨から吸い上げて千葉県に送っている売り上げに匹敵する金額です。このお金が県民の間に回れば、少しは山梨の景気も良くなるでしょう。蔵六さん、甲府城にかけるお金をもったいないと思わないでください。建設当時は一部に反対があったミレーの美術館も入場料ですでに元が取れました。甲府城観光の経済効果は、はかりしれません。やりましょう、本丸櫓。

 

ココから蔵六

    賛成です。本丸櫓の資料を手に入れてください。これに、横内前知事の言う『かいてらす移動』を構想に入れる。武田の屋形の構想を実現する事を考える。武田神社の移動は無理と思うので、その近辺に屋形を再現するでもいいか。歴史館も兼ねる・・・いいね!! こういった議論をどうして県の審議会等で出てこないのか不思議です。お城周辺だけ考える・・縦割り組織の弊害です。役人まかせだらけの会議『甲府市の中心街活性化街づくり会議』も同じ轍を踏でいます。蔵六が委員で入ればもっと前向きの議論をしたのに残念です。甲府の為にです。この担当の役人の責任を問いたいと考えています。その会議の議事録続きを入れます。読んで意見聞かせてください。

56日 その① 4日ぶりの蔵六ドットコムです。

 

■甲府城の天守閣の話です。ダンジテまがい物を造らせないという歴史学者と、観光・まちづくりに天守閣を造りたい人たちが、もう10年以上も議論を続けています。

みんな知っているように甲府城には天守閣がアリマセン。天守閣の無い城なんて頭の取れた鎌倉の大仏のようなもので、こんなものをわざわざ遠くから見学に来る人はまず居ません。

 

甲府城に天守閣があったか無かったかという議論はムダです。「あった」に決まっているからです。城一つ作るには当時も今も莫大な費用が掛かるわけで、石垣や門や櫓を造る金額に比べ天守閣を造る費用なんて全体から見れば知れたものです。城を造ろうとして縄張り(設計)をして、工事に取り掛かり、石垣を構え門塀を作り櫓を築き天守閣の土台まで造っておきながら、城の象徴である天守閣を造らなかったなんてことは、ゼッタイに考えられません。そんな変な城を造ったらきっと誰かが「浅野は甲府に城を築いたが天守閣をつくらなかった、不思議でならない」などと日記に書くでしょう。

 

だったら文化庁なんか頼らずにさっさと造っちゃえばいいのにと思うでしょうが、学者が反対するのです。歴史学者は文化庁に盾突いてにらまれると学者生命が終わり、明日から生活ができなくなるというビミョーな職業ですから、「まあ、この辺で適当に造っちゃいましょうか」なんて話にはどうしても乗れません。

 

文化庁はお城の天守閣の復元を写真や図面などたしかな証拠が残らないと認めません。お役所はあくまでもオリジナルにこだわるわけですが、城の天守閣のオリジナルって何だ?って話になると、たとえば戦国時代に造られた高知城、松山城なんかは、その原型を無視して江戸中期に造られています。城の天守閣の耐用年数なんて30年くらいしかアリマセン。したがって全国のどこの城も何回も作り直され、そのたびに創建当時の原型とは少しずつ違っているはずです。これが「平成の甲府城」だよといっても何にも不都合はないと思うんですが、いかんせん自分たちの生活がかかっている学者先生がそれをハバムという構図が10年以上も続いているわけです。

 

経済動向指数2期連続全国最下位にアエグ山梨県はリニア開通に大きな期待を寄せていましたが、リニアが開通してもせいぜい13千人、甲府駅乗降客の5分の1程度しか観光客は見込めないとわかってから、急速にリニア熱が冷めてしまいました。

そこで県はなんとかして甲府城の天守閣を実現しようと全国に問い合わせて資料探しをしています。極端なことを言うと、当時天守閣を描いたいたずら書き、メモ書き程度の絵が一枚でも出てくれば天守閣建設にゴーが出るんですが、これがなかなか出てこない。

 

多くの県民は、歴史的、文化的価値の維持をという学者先生の話をそのまま信じて、リニアよりよほどまちづくり・観光の起爆剤になりうる甲府城天守閣復元に後ろ向きですが、木造の天守閣なんてもともと30年に一度建替えられたようなものですから、この辺でそろそろ学者先生を議論から抜いて、甲府城の所有者、いわば城主は今ではケンミンですから、みんなが良いと思う形で天守閣を造っちゃいませんか。創建当時のものと違うから恥ずかしいなんてことは少しもアリマセン。これが今の城主(われわれ県民)が造った天守閣だと誇りに思えばいいんです。

 

マトモに整備すれば甲府城は関東有数の総石垣作りで見栄えのする巨城ですから、天守閣さえ出来れば間違いなく観光客が押し寄せます。甲府城よりかなり小さい松本城でさえ毎日たくさんの観光客を集めています。建設費用も美術館と同じように入場料でいつかはペイできるでしょう。天守閣が出来ると山梨県には観光客の消費するお金で莫大な経済波及効果が見込めます。山梨県はミレーの美術館でそれを経験しました。甲府城天守閣の復元こそ全国一不景気なヤマナシケンを救う最も手っ取り早い景気対策です。

 

 

ココから蔵六です。

    http://zouroku.com/ 休み中に蔵六のホームページを少しいじりました。昨年の6月1日にサイトをオープン・・記念日には一杯やろうと思っています。テーマ別に投稿等を整理してみました、少し読みやすくなったと思います。順次、いじりますので、皆様のご意見もお寄せください。

 

    さて、天守閣、蔵六は必要ない派です。甲府城は市民(県民)の心にない事が一番の理由です。心は信玄なのです。ですから、甲府城を中心とした事を考えるには、もっと違った観点が必要と思います。県もこの地域の活性化基本計画のパブリックコメントを求めています。県も市もその事を考えているのに・・やっている事はチグハグな事が多くみられます。残念ながら!!! お城の天守台はあったと思いますので・・・ここに、噴水を作れば観光客は間違いなく来る・・と思いました。

 

    3月議会の広報が来ました。しかし、議事録は16日くらいにアップするのでしょう。市会議員の先生に、もう少し早くならないかと求めましたが、一人も行動する議員の先生方はいないようです。一市民の声・・議員からは届かない事が確認できます。残念!!!! 多分、声あり声が聞こえないのスカラ・・声なき声はもっと聞こえないのでしょう!!

 

    天守閣の継続調査を続けると知事の発言・・君に、石橋湛山の言葉を贈りたい。甲府一高の同窓会が5月21日にある。その中の記念誌の中に書いておいた、一読して欲しい。

 

蔵六の四言

11月5日 山梨の、甲府の観光・・・・・天守閣????

人は時々旅に出たくなります。「そうだ札幌へ行こう」「尾道へ行きたいな」「高知へでも行くか」・・・そう考えたとき必ず地名と共にその土地の風景が浮かびます。札幌なら大通公園の焼きとおもろこしの屋台、尾道は尾道水道を行きかう船の景色、高知は高知城と坂本竜馬の銅像などです。ところが甲府には思い浮かべる風景がありません。だから「甲府へ行こう」という気にならないのです。山梨にとって観光は重要な産業の一つですが、甲府には肝心の「思い浮かべる風景」が無いために、訪れようという心をつくるきっかけがつくれません。「旅行心理学」という学問がもしあるとしたら、これは大きなマイナス要因です。で、「甲府城」の活用です。甲府の人は誰も気がついていませんが、甲府城のような馬鹿デッカイ、総石垣作りの、堂々とした、見ごたえのある城は全国にもそうありません。完璧、絶対的、圧倒的な観光資源となり得る城です。ただこの城の欠点はメインの天守閣がないことです。天守閣のない城なんて顔のない人のようなもので、誰にも愛されません。誰も好きと言ってくれません。だれも見に来てくれません。そのうえ天守閣を造ろうと言うと、甲府の市民は必ず反対します。想像の天守閣は歴史的事実に反するという理由です。歴史的に天守閣の寿命というものは割合短くて、焼けたり地震で崩れたりして平均2~30年しかなかったそうです。で、全国どこの城もそのたびに再建されたんですが、別に忠実に前の形を模倣したわけではなかったでしょう。五階建てを三階建てにした例もあります。だから甲府城の天守閣も創建時の姿なんかにこだわらず、平成の時代につくられた天守閣という歴史を新たに作ればいいと思うんです。反対派の蔵六さん、どうでしょうか。

11月1日 山梨県観光問題

中国人観光客の爆買い定番商品は、「炊飯器」「魔法瓶」「温水洗浄便座」「セラミック包丁」などで「四宝」と呼ばれています。テレビのニュースで秋葉原の電気店から炊飯器を山ほど抱えて出てくる光景を見て「中国人てスゲェー」と思っていましたが、観光庁はたぶんこの人たちに「今、いくら買いました?」と聞き取り調査をして1人あたりの消費額を算出していたんでしょう。ところがこの数字がとんでもなく実態とかけ離れていたことがわかったと10月31日のサンニチ新聞にありました。それはそうでしょう。山梨のような地方で抱えきれないほどの炊飯器を買おうとするような中国人は居ませんから。記事によると2014年山梨県に来た外国人が使ったお金は1089億円と推計していたが、実はその5分の1の202億円に過ぎなかったということです。県内の25パーセントを占めると思われていた外国人の観光消費額はわずか5.7パーセントだけだったことがわかりました。観光地の人から「外国人は儲からない」と聞いていたのは本当だったんですね。このようにリニア駅周辺の開発計画もそうですが、爆買いの報道を見て外国人目当ての観光政策とか、省エネブームに便乗した太陽光発電など、一過性の産業政策はブームが沈静化するとたちまち終わってしまうことを知るべきです。リニアは物珍しさで一時は観光客が押し寄せるでしょうが、ほとんどがトンネルなので景色が楽しめるわけでもなく、山梨県にとっては数年で東京スカイツリーのような結末を迎えるでしょう。それよりこれからの山梨県における観光政策は新しい消費動向を見据えたニューツーリズム、着地型観光政策を官民一体となってさらに深く研究し、この分野で全国に先駆け先鞭をつけることです。とりあえず、国内情勢、経済がさらに悪化することが予想されている中国人観光客を当てにするのは、もうやめましょう。

 天守閣問題??自民党問題???

全国的に「お城めぐり」がブームとなっており、主要な城の観光客数は、平成19年の資料で、大阪城125万人、熊本城170万人、松本城57万人、彦根城75万人、名古屋城140万人と、それぞれ大変な数の観光客が訪れています。お城を中心とした観光地というと誰でも思いつくのが姫路城ですが、平成20年度に姫路を訪れた観光客の総数は1051万人で、まさに、人口54万人の姫路市は、お城の観光で成り立っているといっても過言ではありません。いま観光客の平均消費額は約1万円ですから、15億もかけて甲府のお城に天守閣を造り、松本城、彦根城並みの80万人ほどの観光客が来てくれれば、年間80億円が県内に落ちるわけです。天守閣の建設費なんて数年で元が取れる計算です。しかし10年も20年もミスター甲府城、歩く天守閣と言われる自民党県連の実力者の皆川さんが必死にガンバッテも誰も賛同しません。私の周りで天守閣賛成という人はほとんど居ません。理由を聞くと「何となく反対だ」「税金の無駄遣いに見える」とか言うんですが、「観光収入で簡単に元が取れるんだよ」と説明しても、多くの人が(蔵六サンも含めて)「それでも反対だ」と言うんです(?)それでも粘り強く食い下がると渋々白状して「あの人がやっているからイヤだ」という人に何人か会いました。天守閣を推進している人、ごめんね、これは実話ですから。それにしても皆川さん、そろそろ自民党県連のゴタゴタを収束させてください。こんなことを続けていたら喜ぶのは輿石さんだけですよ。政治家としての最後の花道を飾り、100年輝く立派な甲府城天守閣を実現してください。

 山梨の、甲府の観光・・天守閣???

人は時々旅に出たくなります。「そうだ札幌へ行こう」「尾道へ行きたいな」「高知へでも行くか」・・・そう考えたとき必ず地名と共にその土地の風景が浮かびます。札幌なら大通公園の焼きとおもろこしの屋台、尾道は尾道水道を行きかう船の景色、高知は高知城と坂本竜馬の銅像などです。ところが甲府には思い浮かべる風景がありません。だから「甲府へ行こう」という気にならないのです。山梨にとって観光は重要な産業の一つですが、甲府には肝心の「思い浮かべる風景」が無いために、訪れようという心をつくるきっかけがつくれません。「旅行心理学」という学問がもしあるとしたら、これは大きなマイナス要因です。で、「甲府城」の活用です。甲府の人は誰も気がついていませんが、甲府城のような馬鹿デッカイ、総石垣作りの、堂々とした、見ごたえのある城は全国にもそうありません。完璧、絶対的、圧倒的な観光資源となり得る城です。ただこの城の欠点はメインの天守閣がないことです。天守閣のない城なんて顔のない人のようなもので、誰にも愛されません。誰も好きと言ってくれません。だれも見に来てくれません。そのうえ天守閣を造ろうと言うと、甲府の市民は必ず反対します。想像の天守閣は歴史的事実に反するという理由です。歴史的に天守閣の寿命というものは割合短くて、焼けたり地震で崩れたりして平均230年しかなかったそうです。で、全国どこの城もそのたびに再建されたんですが、別に忠実に前の形を模倣したわけではなかったでしょう。五階建てを三階建てにした例もあります。だから甲府城の天守閣も創建時の姿なんかにこだわらず、平成の時代につくられた天守閣という歴史を新たに作ればいいと思うんです。反対派の蔵六さん、どうでしょうか。

山梨県では甲府城に天守閣があったのかどうかという議論が延々と続けられていますが、「あったに決まっているでしょう!」と私は思います。秀吉が関東に移封した最大の政敵である家康を抑えるために、秀吉全盛時の財力を惜しみなく注ぎ込んでつくられた関東有数の総石垣作りの巨城に、天守閣だけが造られなかったという理由を探すほうが難しいと思いませんか?これだけの大工事で、仮に天守のない城を秀吉が造ったとしたら、それこそ天下の笑いものになったはずで、そのことは必ず同時代の誰かが文章に残したでしょう。その文章がないということだけでも天守があったことが証明されるのではないでしょうか。塀も櫓も本丸御殿もなにもかも造り、その城に天守台まで造っておきながら、城の象徴である天守閣だけを造らなかったなんて考えられますか?天守閣は造られたに決まっています。しかし(物的)証拠が残っていない。山梨県の歴史家はそこのところを律儀に主張するのです。特に山梨県で最も発言力の強い歴史家の萩原三男先生が頑として認めないものだから、関係者全員が及び腰になっているのです。「こんなものだったろう」という推定で造られた天守閣は全国にたくさんあります。天守閣の屋根にあったと思われる金箔の鯱瓦もでていることだし、熱心な歴史学者さんのご意見はご意見として「あったか、なかったかの議論」はこれくらいにして、そろそろ「何のために造るのか」の議論に移ったほうが県都甲府のためになるでしょう。県の史跡が国の史跡になったところで、歴史家は喜ぶでしょうが甲府市の活性化にはつながりません。それより天守閣ができたら必ず訪れる数百万人の観光客が必要かどうかを論じるべきでしょう。9月24日のサンニチ新聞の論説は明らかに反対のようです。この問題に関しては後藤知事の英断を期待します。

甲府城天守閣 に私は 反対です。

 昨年、102431人の署名を集め甲府城の跡地に天守閣建設要望書を県に提出した。この数はものすごい数だと思う。

これに対し、県考古学協会などが『現状では天守閣に関する資料が乏しく、歴史的根拠がない段階で建物造れば国の史跡指定への道が絶たれる』と反対をしていると聞く。

賛成派の根拠は、発掘調査段階で、全長1メートル32センチの金箔

鯱瓦が出土したことが大きいような気がする。

おそらく、戦国時代と江戸時代の中間・・浅野時代だとは予測がつく。

 

反対の理由:天守閣が造られていれば、歴史の中で何かしらの話の中や、絵等に必ず出てこなければおかしい。まったくそれがないという事。なかったと思うのが正論だと思う。

:上記の考古学者の話もある。

:甲府の観光面で考えてみると、甲府は信玄である。江戸時代の天領文化は、よくわからないし、市民もそんなに関心がなかったと思う。

もし、関心があったらならば、町名の変更などするわけがないと思います。

 

私は、この考古学者の方を支持します。

 

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