走りながら、考え・考えながら、走る お節介焼きです。
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炉辺会合例会にて発言の機会をいただきました。
井上委員長より、私の発言部分が録音できなかったという事で書けという命令により、多少発言とは余分な事を(かなり)書いてしまいましたのでよろしくお願いいたします。というより 話した事の記憶が殆ど無い事とご理解お願いいたします。
先に申し上げますが
■甲府南RCの評価は、ロータリアン一人一人の資質の集合体であり、多くはその歴史に支えられています。
故に、ロータリアン一人一人の質が落ち、そのキズキもなければ、知らないうちにその評価は減少していく事になります。
現在の甲府南RCに足りない点は、その行動指針に、ある一定の理論的背景を持っていないという事だと思います。
■その理論は国際的組織が背景にある事を忘れてはならない事を認識する事から始まると思います。
ロータリアンの行動体系の理論的背景は
{C}① {C}高潔性・多様性・奉仕・リーダーシップ・親睦(RCの中核的価値観)
{C}② {C}4つのテスト
{C}③ {C}ロータリーの行動規範
の3つがあると私は思っています。その背景に基づく行動には、それぞれのロータリアンの持つ『キズキ』が有るかないかで、分かれ目が生じるのではないかと思っています。
そして、そのキズキはロータリアンの『誇りと品格』を表現すると思います。
■その事を会員に伝える役目は会長しかありません。何故なら、会長は毎例会にその事を会員に伝える権利を有しているからです。季節感、時事問題等、毎回話す切り口はいろいろありますが、その底辺にはロータリーの本質論がなければならないと思います。(理論的裏付けとでも言いましょうか)
どんな事業を甲府ロータリークラブは思いつき、選択し、それぞれの担当になった委員長の個性を生かし、遂行するにもこの理論的行動の背景とキズキが無ければ、ロータリーは『なんかやっているだけ』の無意味な団体だと思うわけあります。その選択もあるかもしれませんが?
会長の質がRCの質を左右している事の認識が甘いと思います。
という前置きをして、当日を思い出しつつ書きます。
■出席というテーマ
RCは出席しなければ出会い(人と事への)もなく何も始まらないし、しなければ無味なRC時間を過ごしているだけだと思います。
ただRCにいるという世間体を求めている会員もいるかもしれませんが。此れもありだと思います。
この根拠は、ロータリアンは会社で、地域で、いろいろな場でそれぞれの形の奉仕を実践しています。故に、ロータリアンたる基本的資格があると思います。
新入会員は、ロータリーに入会し、その基本(理論?原点?)を学びます?(これが足りないと思いますし、指導する方にも問題があります)
特に、最初に挙げた3つの要素は、その人に寄りますが、私は悪くないものだという認識をしています。
自分の行動とロータリー的行動規範(上記①②③)を問うように自身に問題提起をする事も悪くはないと思っています。
質の向上にはなります。
そういったロータリー的考えを押し付ける事はいいとは思いませんが、会員はいろんな面で物事を考える基準の一つには役に立っていると思います。ロータリーに入会しただけでそれだけの事を与えられるというわけです。
感謝されてもいいくらいと思っています。
今回 IMを担当させていただいて、出席は義務でなく、奉仕であるという考えを申し上げました。
故に、出席も奉仕の一つと思えば、負担にも、苦にもならないと思います。RCには壁はありません。(あるとすれば、その人の心の中にあるという事だと思います)
奉仕は、ボランテァですから、自ら前向きにやる事ですから、負担にはなりません。
そして、ロータリーはいろんな奉仕をしていますから、自信を持ってあなたはその一人だという認識でいいと思います。
奉仕の評価は其々でいいと思いますし、他人の評価もすればいいと思います(心の中だけですが)。
甲府南RCで大事なのは、そういった事を考える機会、チャンスの場を演出する事だと思います。
IMで100%をぶち上げたのも、会員の皆さんにそういった事を考える一つの機会として問題提起をさせていただきました。
さらに言えば、そういった問題の全責任は会長にあります。
それは、会長が、唯一、会員に訴える時間を有しているからであると思います。
その事の自覚も不足していると思います。
また、RCは週一度でなかなか会員同士が同志的結合をするには機会(時間)がなさすぎる欠点があります。通常の組織運営では足りないと考えています。
これを補う事も必用不可欠と思います。
特に新しい方にはこのプラグラムは有益になると考えています。現在、幾つかのサークルがありますし、甲府RCでは会員の家にて訪問の会をやっていると聞きます。お互いを知るシステムの構築は 知恵と英知で解決出来る問題と思います。
■継続事業というテーマ
まず、意見として甲府南RCは継続事業を真剣に議論したという事を聞いた事がありません。私自身も何人かの会員と飲みながら、雑談的に議論した事しかありません。
例会場で発言した点は、ある会員が持ち込んだテーマをその年の組織(理事会)で取り上げました。結果、いくつかの事業を行いました。
そして、その会員は退会しましたが、その後、なんのフォローもなく、今もって何の音さたもありません。
茂手木的には、やたらかき回した挙句かよ!! であります。
こんな事が無いように、今回のスリランカを継続しようという考えには賛成できない旨の意見を申し上げました。
また、今の南RCでは海外への奉仕活動には無理があると考えます。
ラシタ君が南RCに何らかの協力を求めてきたときに議論すればいいと思います。
また、60周年にて取り上げた『イチョウ』の世界平和への奉仕もたまたま一人の会員の奉仕が続いていたことに端を発しています。この事を活かしきれない甲府南RCの奉仕に限界を感じる年でもありました。
ともかくも今、行っている事業を分析する事から始めてはいかがでしょうか?
甲府南RC内部事業、関係団体を巻き込んでいる事業、その他位に分けて、会員に内容を公開し、情報の共有を図ることから始めてはいかがでしょうか。
私見ですが、RCはあまり事業をしない方が良いと思います。(特に他団体をまきこむ事業には)
時の会長がやりたい事業(委員長がやりたい事業)は、その時の年度にあると思いますが、その年度に限ると決めておけばいいのではないかと思っています。
継続事業は、会員総意の議決を取るやり方もありますし、年度の事業審議をRCはやっていませんが、やっていく方法に変える事も検討課題かもしれません。
IMで問題提起した子供の貧困問題のような問題は、理事会等でよく議論し、南RCの主要テーマとして取り上げていただければ幸いと考えています。
この問題に関わるように、2回の例会を持ったことはIMの影響かとも思っています。
この問題は、RCの主問題として5年継続に決める方法もあると思います。
どのやり方にしろ、
肝心なのは、そのストーリーを会長が会員に表現する事だと思います。
年当初に、会長は継続事業の考え方、会長のやりたい事、を明確に会員に語る事も必用かと思います。
■当日発言はしませんでしたが、南RCにとって考えて欲しい点を書いておきます。
それは、人材の育成です。
南RCの評価の大きなものに、ガバナー経験者が在籍しているという事が有ると思います。
この事は、2620地区全体に南RCの存在感を生み、誇りの一つにもなっています。
このための人材育成は、甲府南RCの誇りに大きな影響をもたらすと考えています。
組織的には、いつでも推薦できる会員の存在と、その運営に耐えられる会員の育成です。
此れは、パスト会長の皆様に大きな責任があると思います。
■以上ですが、いただいたテーマ以上に書いてしまいましたので、使える部分のみご使用お願いいたします。
茂手木
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