2021年8月アップ

峰本自治会

 役員各位

 

皆様にお伝えする事がありお手紙差し上げます。

私儀、口頭ですが、428日付で、峰本自治会会計を辞退させていただきました。

そうは言っても、慰留もあるかなと思い、一か月置きましたが、何にもないので、私の責任もないなという結論に達しました。

今回、私儀の名誉もあり、辞退理由をご案内すると共に、私が辞退する大きな理由である峰本自治会の問題提起を皆様にお送りすることにいたしました。

 

また、峰本自治会の会計については、新しい会計の役につきました保坂さんを信頼していただければと思います。十分任せていいと思います。

ただ、今年、会計の仕組みを変えていこうという試みは出来ませんが、都度の請求でなく、まとめて一年分、事業分を会計に請求していただくようにお願いいたします。都度、235円とか、そういった事がなくなると会計はやりやすくもなります。

保坂会計さんには個人的に相談があればいくらでも対応をいたしますし、前期の会計の経験として、事務的な作業等、私のする事は殆どありません。今まで、そういった仕組みで会計職は継続してきています。

 

さて、一言でいえば、自治会の問題点等々を議論する気がない運営に、私は必要ないという事です。

私も、72歳、若ければ、峰本自治会の抱えている問題等々について、少しでも、役員の負担を減らし、開かれた自治会運営に挑戦すると思うのですが、現状では、その気もなくなったという事、私もそんな自治会運営に時間を取られる無駄をしたくない事、バカバカしい事(私の価値観です)です。

 

昨年からの事を書かせていただきます。

昨年の最初の役員会、私は腰を痛めて休む旨を伝えるため、娘に会場に行ってもらいました。そうした所、会場のある方から『・・・・・・』と大声で、罵声を浴びせられたそうです。

また、1月か2月の会議にも、インフルエンザで出席できない旨を伝えた時、出て来いと無理難題を言われたと妻から聞きました。

自治会は、義務? 体調が悪くても出てこい、自治会のようです。

 

翌月の役員会で、質問しました。

私は数年前に組長をしましたが、その最終の組長会議で、峰本自治会の基金について質問をしました。その事が頭にあり、その後、どんな議論をしてきましたかという内容でした。しかしながら、何もしてこなかったという事がはっきりしただけでした。

変わってないなあ、というのが私の最初の気持ちでした。

 

また、役員には有価物回収の役割があり、役員は2年間で24回出る事が慣例としてある事をしりました。私は、役員の負担を減らしませんか、という提案を申し上げました。確か、半分にして、うまく廻せないかという提案だったと記憶しています。

その時、ある役員曰く『ダメ・義務』という発言だったと思います。役員の中からは、自治会はボランティアだからという意見もありました。

問題は、こういった提案、意見に対し、古くからの役員の一言で、議論が進まなくなる事、この役員と問題を起こしたくないリーダーの意識。自治会は民主主義なので、役員から出た意見は、キチンと受け止め、執行部で(この執行部の存在もないようですが)整理し、峰本自治会の執行部として、その意見については、こう考えるので、協力をでもいいし、役員会で議論しましょうでもいいし、会長としてこうしたいでもいいし、何らかの方向性を出していくのが、民主的運営だと私は思います。

残念ながら、そういった運営は期待できません。

なあなあ、まあまあ、うやむやに運営されています。

 

私は、一年間機会があれば都度、問題提起をしてきました。

いくつかの成果もありました。私の提案に会を開催していただき意見も聞いていただきましたし、前事務局長が峰本自治会の事業についてのまとめた資料作りもしていただきました。役員各位へ配布した資料にも反映されています。

 

また、監査会では、4つの会計監査に、会計の立場からの意見書を付け、会計のみでなく、事業への問題提起や組織としての問題提起をいたしました。

 

また、次年度の事業計画書作成段階で、私に(会計に)予算付けをせよとの話がありました。私は、予算というのは、執行部が何をするのかを考え、その事業の為にいくらのお金を使おう、という話で進むのが、どんな団体でもする手順です。しかしながら、会計にせよとの事で、(私はおかしな話だなとは思いつつ)その時の役員会に出席した皆さんの了解があればという事で予算案づくりをさせていただく事にしました。本来なら、任せていただければ、コロナで予算の余剰金もあり、お金を集める密もふせげるので、本年は自治会費はいただかないという予算案を作りたかったのが私の本音です。

老人に大きなお金を使う峰本なので、子供と婦人の予算に多くつけさせていただきました。その予算で新しい事業を創造していただければと思います。

そして、辞退のキッカケになった大きな理由ですが、本年度の事業計画を拝見し、昨年と全く同じ内容という事に驚きました。

本来なら、昨年私が問題提起した内容について、本年度はこう取り組む等々が書かれていなければならないと私は思いました。

それで、私は総会時に会計という立場以上に自治会問題や運営問題にまで踏み込んで話をいたしました。少し、長かったのでしょう、議長が私の話を止めました。

私にとっては、屈辱以外のものでしかありませんでした。議長はそういう問題は役員会でという話もされたと記憶はしています。が、次の、役員会では全くそんな議題もありませんでした。

簡単に言えば、私が問題提起をした事を本年は全くする気がないという事と理解をしました。

ここで、私自身が自治会に参加している意味はなくなりました。

時を見てやめる決断をしました。(私がいなくても、本年度会計処理は大丈夫という意味)

 

その時は、527日やってきました。わたしが、本年度の会計処理方法を少し変える方針を伝えるために、4月の役員会で資料配布を行いました。初めての事なので、適宜に調整しながらと考えていました。

婦人部の会計処理の話をしている時、ある、副会長がきて、私がつくろうとしていた会計の仕組みを全く否定した一言を言って立ち去りました。

私は、ムカッとして、おばさんと呼び捨てにしました。これは会長に注意されましたが、私の怒りは収まりませんでした。私の事を会議中に変わり者とおっしゃった方なので、馬の合う訳はありません。その時、会長から会計については会計に任せてください等の話もありませんでした。その方には、面と向かって何も言えないのだろうと思ってはいます。

この事が、きっかけになり、あきれて、辞退という事へ結びつくことになりました。

 

以上が経緯です。皆さんがどう考えようと、思おうと、私自身がすっきりしますので、お許しください。一方的に私の気持ちである事を書き添えておきます。

組織というものは、一人がいようがいまいが、何とかなるものなのですが、せっかくの機会ですので、幾つかの問題提起を書いて皆様にお送りいたします。

少しでも、議論が行われて、役員の負担軽減がされ、開かれた自治会運営になれば幸いです。

 

峰本自治会 元 会計  茂手木 寛

 

峰本自治会への問題提起

{C}   {C}大きな問題は基金です。1300万の定期と200万くらいの現金、1500万円という大金がこの自治会にはあります。この基金管理の規定がありません。一つは、こんなお金は何のためにあるのという事です。この目的が不明です。自治会館を作ろうという機運があったとも聞きます。はっきりさせておくべき問題です。また、管理規定もありませんので、使いたい時はその時の執行部で決められるのでしょうか? 総会を通す必要もあるのかないのか不明です。管理する責任者も不明です。こんな組織聞いた事がありません。定期とハンコを持つ会計が悪さをすれば、いくらでもできる環境下にあります。定期をだれが保管するのかも明確ではありません。会計とグルになれば、いつでも使い込みは可能な状況です。前年度は会長の貸金庫にて管理しました。本年度は副会長の貸金庫と聞いていましたが、本来なら、自治会で金庫を借り、会長がカギを管理がいいと思いますが、規定も何にもない自治会です。

 

{C}   {C}自治会と総代会の関係がうまくいっていないと思うと同時に、その位置づけも不明確です。私だけが知らないという事かもしれません。一例ですが、昨年、会館の玄関を直すという事で、20万円の予算が計上されていました。担当は、副会長がしており、予算の見積もりを取るところまで、役員会で報告がありました。そして、結果、事業はやらない事になっていました。その原因は、総代会と副会長の話が付かなかったと報告がありました。しかしながら、何故話がまとまらなかったのかは説明がありませんでした。私には総代会そのものの実態がわかりませんのでわかりにくく理解ができません。玄関を直すという必要性があり予算も計上されていました、直さないと何か事故でも起きる可能性があるのか、危惧しています。ほっとけが結論の様です。

 

 

古八幡神社のお祭りが秋に行われていますが、コロナ過で祭自体は中止になりました。私がよくわからないのは、祭の実行委員会なるものが存在するのか、しないのか?昨年は、お祓いだけでしたが、どこで、誰が、決めているのか疑問に感じています。決算も役員会で会計報告をすればいいような話で、資料は提出しましたが、監査も行われず、私としては納得がいかなかったので、監査会に資料を提出する事にし、残高証明も付けました。繰越金は実行委員会の財産なのか、自治会の財産なのか? 通帳は会計が預かっていますが、自治会の財産ならば本会計で処理すればいい事だと思います。

また、これは聞いた話なので、不明確ですが、定期の内一部は総代会のものであるというような話も耳に入ってきました。この確認と、総代会との関連性の明確化、きちんとした関係づくり等々が今、必要だと思います。1500万円のお金は峰本自治会のものであるという確認をした方がいいと思います。

私は、古八幡神社の歴史を持つ、峰本の原点を大事にしてく事が自治会の精神的な柱であるといいなあと思っており、子供達にも、自分のすんでいる、この街に武田神社があり、古八幡神社がある、この街を知り、愛するような勉強や事業を自治会としてできないかとも考えたこともあります。その一つにこの秋祭りが存在するという明確な理念が必要と思っています。峰本自治会と総代会の一大イベントとして育てて欲しいと思います。実行委員会の組織確認からスタートしたほうがいいと思います。

 

 

自治会館として使っていくのか、ゆうゆう館にするのかという議論もあったと聞きます。また、いままで、自治会館に火災保険料等と思い(どんな保険を掛けているのか情報公開をとも思いつつ)15万円を総代会に拠出していましたが、監査会で家賃という解釈をする事に決定いたしました。自治会が会館を借りているという事です。どうであれ、総代会との関連性をきちんと整理し、古八幡神社のある会館を、峰本自治会の拠点とすることは大事にしていかなければならないと思います。

 

 

{C}   {C}会計と事業のラインがバラバラという事が一年通してわかりました。自治会には長く役員をやっていただいている方がおります。

その方から、茂手木さんこの事業に2万円お願い、といい、お金の請求をいただく事が一年を通して多くありました。

各助成金等の場合もそうでした、事業主体と責任者がよくわからない組織になっています。また、その事業も何が行われているかも全くわからないというのが、初めて役員をさせていただいた感想です。私はその為、事業報告書の提出を求めました。結果は、キチンとやっていただいている事が確認できました。また、前事務局長が事業整理票を作成していただいたので、わかりやすくはなってきたと思います。コロナ過の為、多くの事業は中止になりました、その為、総ての事業の把握は出来ませんでした、今年一年かけてその整理をと思っており、来年の事業計画ではわかりやすくと思いましたが,自治会を去りますので、志、残念ながらです。

 

 

{C}   {C}どんな組織でも、一人の方が長く役を続けると負というものが生まれます。まさに、峰本自治会がその典型的な例だと一年通して感じてきました。

  全てよくわかっている為、人が育たないという事があります。特に、リーダーが育っていないと思います。

その方の発言力が強いため、意見も出ません。議論もしません。

組織の硬直化や利権というものもそういう所から生まれてきます。例えですが、岡島で買い物をするとポイントが付きます。自治会の金で買うという事は、自治会のポイント、財産です。そこまで言う人はいないと思いますが、長くその事に関わっていると、それは利権になります。だから、2年で役員が変わる仕組みだと思っています。

  岡島のHPに、年間20万円以上買うと、翌年は、05のポイントが1.0になるとあります。会計から見るとそういった姿が見えてきます。本人はそんなつもりはないと思いますが、そういった見方もできるという事は認識していた方がいいと思います。本人の自覚が必要だと思います。

 

 

以上が、会計を一年間させていただき見えてきた峰本自治会の問題点です。

 

 

最後に、幾つかの提言をして終わります。

■事業の見直しが全くなされていません。毎年同じ事の繰り返しです。総会の資料は毎年殆ど同じです。何を言いたいかと言うと、何にも考えていないと自治会だという事だと思います。時代は変わり、自治会の役目も変わらざるを得ないと、私は考えています。地震や河川氾濫、気候変動等々の災害に対する対策は緊急の課題もあります。近くには多くの学生もいます。

自治会が取り上げていくべき問題が、時代と共に変わってきている事も事実です。

 

■役員の負担減をする。皆さん役員の負担軽減に意識がないように思います。

みんな、当たり前と思っているのか、2年我慢すればいいのだから、いろいろ問題は起こしたくないし、事なかれ主義なのか、先頭に立つのも嫌だねと言う感覚かもしれません。

総ての事業を見直し、本当に必要なもの以外の事業はやめるという決断をした方がいいと思います。

 

■会計として本年度私が整理しようとした事、それは、事業主体と責任者を明確にし、お金の請求を一元化する事であり、会計をよりやりやすくする事でした。

また、今の会計の仕組みですと、老人にはできません。パソコンに詳しく、会計の仕組みに多少慣れていないと無理です。本年は大丈夫と思いますが、専門家の協力体制づくりも課題と思います。最低、エクセルを使いこなせる事が必要です。

■上部組織と行政とのかかわりも自治会の大きな役割です。

この関係下の負担の見直しも必要ではないかと思いました。

これも会計という仕事を通して初めてわかりました。赤い羽根募金、緑の募金等々、コロナ過で一軒一軒聞きながらの集金業務が組長にあります。負担になりませんか?コロナ禍必要でしょうか? 緑の羽根募金は昭和25年からのものです。

赤い羽根募金は昭和22年からです。子供クラブの会費もいちいち集めなくて本会で出せばいいと思いました。子供には予算を多くつけるべきです。

こういった事業は本会からの資金で処理する方が負担が減ります。助成金収入もあります。

上部組織の相川地区からの事業も議論したことがないと思います。負担になっていませんか? (この点は勉強不足でよくわかりません)

また、地域の要望を行政に上げる仕組みもありません(他の自治会では住民の声を吸い上げる事をしている自治会もあります)。これも自治会の役目でもあると思います。

 

■いくつかの同好会もありますが、どんな事をやっているのかもわからないので、事業の報告をいただきました。それぞれキチンと活動している事を確認させていただきました。しかしながら、誰でも参加できるような開かれたものではないような感じもあります。地域のコミュニティを形成する、こういった団体を応援する事はいい事だと思いますが、時に見直しも必要ですし、助成金が欲しい、他のサークルもあるかもしれません。情報をもっと知らせる仕組みも必要かと感じました。

各助成金もコミュニティ助成金とでもして、一括の会計をした方がいいと思います。

(囲碁クラブ・カラオケ・ゴルフ・グランドゴルフ・いきいきサロン・等)

 

■会計としては、自治会の財産管理目録の管理(前年は、スリッパと加湿器、灯油を買いました)台帳の作成を提案しましたが、をきちんと行うように事務局長に引継ぎをいたします。

 

■副会長をTOPにして、事業の見直しをし、来年の事業計画に生かす事を考えてみてはどうでしょうか。

(組織の中で、副会長の役目が非常に不明確であると感じました)

 

長くなり申し訳ございません。私、地域へオピニオンを発信する事も、ライフワークの一つとして行動しています。自治会問題もその一つとして考えています。

故に、こんな面倒くさい事します。

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